2005年 07月 06日

電車の中に忘れると。。3

すぐに駅員にかけよった。

「すみませんっ、いま、網棚に忘れ物しちゃったんですがっ!」

「あっ、この電車ですか? じゃあ、改札脇にある駅長室にいってください。」

「駅長室にいけばいいんですね?」

あせる僕に
いつものこととばかり、平静に対応する駅員。


僕はいそいで
駅長室にかけよった。


「すみません!いま、電車に忘れ物したんですけど。」

「どの電車ですか?」

「たったいまの普通電車です。」

「じゃあ、渋谷駅でピックアップできそうですね。何両目ですか?」

「えっと~、まえから3両目ぐらいです。」

「わかりました。いま、連絡してみます。」

といってどこかに電話をかけた。

荷物の詳細を伝えると

「じゃあ、渋谷駅の忘れ物係のところにいってください。
みつかったらそこに届きますので。」

「はいっ。」


僕は
また同じホームにかけあがり
つぎの電車にのった。



不安のつのる車中。

渋谷まで二駅だが
やたら長く感じた。


「あのかばんがなくなったら…」

僕は
なくなったときのシュミレーションを
頭の中ではじめていた。


なかでも実印がやっかいか。

銀行や家など
かかわるものが多すぎる。


CDプレーヤー
MDプレーヤー
携帯
手帳
くつべら
ネクタイ

手帳にはさまざまなカード。



渋谷駅につくと
足早に忘れ物係にむかった。


「すみません、中目黒で忘れ物をしたんですが。」


「あっ、このバッグですね。」


よかった~。


ふ~。


寿命が3年ちじまったよ~。
(古いいいかた。笑)


そしてまた
中目黒に戻ると
渋谷の忘れ物係に
手に持っていた新聞を忘れたことに気がついた。

「きょうはダメだな。。。」



いつもの日常がはじまった。
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by eisukem | 2005-07-06 16:20 | その他


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