2005年 08月 23日

ウォームビズ。

なんじゃそりゃ!?

って感じ。


クールビズは
わかる。

ネクタイをはずすという
行為は省エネという名目以上に
ある種の古い習慣からの脱皮という
気概があった。

だから
若者にも受け入れられた。

おじさんには
むしろ流行りのファッションとして受けた。


しかしだ、
ウォームビズは違う。


そもそも
あたたかい格好は
いくらでもできる。


だいたい
どこかに入って寒いって
こころまで寒くなるよ。

マッチ売りの少女の気持ち。。。


あっ、思い出した。


東京と山梨と埼玉の県境に
雲取山という山がある。

そこに2月に仕事で登った。(笑)


山頂の気温は昼間なのにマイナス15度。

寒かった。

もちろん、防寒しているが
プロの用具をつかっているわけじゃない。

手がかじかんだ。

いや、かじかんだっていうレベルじゃなかった。

痛い。


痛くてもげそうだった。


冒険家は凍傷で指を失う人が少なくない。

きっと、これをがまんしていると
指がなくなると思った。


この日は山小屋に宿泊する予定だった。


なんとか
山小屋までついた。


はやく温まりたかった。

暖炉のそばで
熱いスープとともに。。。


スライド式のドアをあけた。

目の前にストーブがあったが
ついてなかった。

外と同じ気温だった。

吐く息が見る見る凍った。


「いらっしゃい。」

山小屋の主人がでてきた。

「あっちにコタツがあるから、適当に寝て。」


そっか、コタツがあるんだ。

急いで
コタツにむかった。

コタツの中に手を入れた。


「んっ?」


これってあたたかいのか!?


聞くと零度ぐらいにはなっているそうだ。

そりゃ、暖かい。


すぐ、コタツにはいって
そこらへんにやまとなっている
ふとんを何枚も重ねた。

重かった。

だけど重さが必要だった。

じゃないと、凍えそうだった。


夜、部屋の気温は
マイナス20度になっていた。

吐く息が
きらきらと落ちてゆく。

このまま
僕も堕ちていくのか。。。。



翌朝、朝食の時間になった。


主人がいう
「はやく、たべて。じゃないと凍るよ。」

その部屋には
ストーブがあった。

気温は零度。

生卵がみるみる凍って
しゃきしゃきだった。


味噌汁はなんとか
かろうじてあたたかった。



朝食をたべると
僕らは出発した。


不思議な達成感はあった。

しかし
この経験は
繰り返すのだろうか。。。




ウォームビス、だめだと思う。


僕のおうちは
あたたかい。

冬でも半袖だもん。
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by eisukem | 2005-08-23 15:19 | オピニオン


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