2005年 02月 02日

選抜出場。

僕の母校の慶応高校が
選抜出場を決めた。

なんと45年ぶり。

僕は高校野球にはまったく
興味がないけど
この話題にはちょっと興味が引かれた。

母校の出場ということで
同じ体育会の出身としては
拍手を送りたい。

しかし、新聞である事実を知って
いささか考えさせられた。



慶応高校は
慶応大学の付属校で
日吉にある男子校だ。

大学の日吉校舎と対をなして
向かって右側に位置し、
その広大な敷地ゆえ
高校ながら非常に恵まれた環境にある。

高校は一学年、約850人。
なんと18クラスもあった。
(AからR組みまで。笑)

校舎は古い建物(明治時代!?)だったが
天井は高く、やたらと横に長かった。
(トイレは両端にあって、真ん中のクラスのやつがトイレにいこうとするとそれだけで
 10分の休みがなくなってしまった。笑)

高校には
幼稚舎(小学校ね)から慶応の人
中等部、普通部からの人
そして高校入学ぐみと
3種類の生徒が入り混じっている。

もちろん、それなりに難関の受験をとっぱした面々だ。

ところが
慶応高校のおもしろいところは
そんな受験校のおもかげが
微塵もないところにある。

前述の豊かな環境に加え
受験がないということ
そして小金を持ったませた連中がうようよしていたことにある。


たとばこんな事実がある。

各クラスに「落生」とよばれる人たちがいた。

落第生である。

それも一人や二人ではない。

だいたい5人ぐらいはいた。

彼らは普通の生徒からは「○○さん」とさん付けで呼ばれて
萎縮するどころか大人の雰囲気を漂わせ
どの学年でも幅をきかせていた。

それもそのはず
実は慶応のシステムでいうと
中学校で一回、高校では学年ごとに一回落第できる。

全部落第すると
高校3年生で4年もだぶついている人がいることになる。

つまり、高校生でいながら
二十歳という人がごろごろしていた。

お酒やタバコは法律上自由なんだ。


ゆえに変わった規則があった。

たとえば「ワンボックス」。

トイレの個室に二人で入っていると、罰せられた。(笑)

大抵、たばこを吸っているいるからだ。

そんな連中に囲まれているわけだから
みんなもませてくるわけだ。


スポーツも同様だ。

勉強ができるわりには
意外と各分野で強かったりする。

ところが
野球に関しては勝てなかった。

身体能力の高いやつは
アメフト、ラグビーにながれ
野球には決して一番のやつは入らなかった。

それに
同じ神奈川には桐蔭があった。

彼らは明白だった。

スポーツ推薦である。

勉強はできなくてもいい。

スポーツさえできれば
入学できた。

だから強かった。


慶応は違ったんだ。

勉強がそれなりにできなかったら入学できないし
落第もする。
(もちろん、最後は退学。落第生はお金持ちが多くは海外へ逃げる。)


ところが
今度の選抜出場は
スポーツ推薦枠の一期生だという。

そりゃあ、つよくなるよ。


僕は
バスケットボールで
インターハイを目指したが
怪我によりあえなく挫折した。
(詳細は旧e-messageを読んでね。)

でも勉強を理由に
手を緩めることはなかったし
だからこそ勉強もそれなりにやった。


そうじゃなくなっちゃうのかな!?

文武両道の精神は残っているのかな!?

桐蔭が
東大入学者が多いことでも有名だけど
それはスポーツができる人とは別。

それと一緒じゃ
つまらなくない!?


そんなことを思った
出来事でした。
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by eisukem | 2005-02-02 16:34 | その他


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