2007年 12月 30日

すべらない話。前編

ほろよいだったが
風邪をひいて調子が悪かった。

それでも夜11時頃、スーパーで
ひととおり買い物をし、自転車に乗る。

「ちょっと買いすぎたか。。」

かごに入りきらなかったので
かばんとティッシュペーパーを後ろの荷台にのせた。

後ろの荷台はちょっとした引っかかりがあるので
ときどき使う手だ。

しかし、いつもは荷物が大きくてしっかり固定できるときに
使っていたが
このときはティッシュとかばんだけ。

「落ちたら気がつくだろう。。。」

そのまま、自転車に乗った。


電話がかかってくる。

自転車を走らせながら出た。


きょうはとびきり寒い。

僕の風邪は悪化の一途だった。

電話を切ったころ
家についた。

自転車置き場には
入り口に鍵がかかっている。

僕の自転車の鍵にその鍵はついているので
いったん止めて自転車の鍵を抜かなければならない。

鍵を抜こうとしたとき
荷台を見た。

ティッシュペーパーしかない。。。

「やべーっ」

血の気が
音を立ててひいていった。



・手帳
・携帯(仕事用)
・大事な書類
・USBメモリー
・実印
などなど僕の情報はもとより
漏洩できないものが山盛りだった。


大急ぎで鍵を自転車に戻し
駅までの道を
目を皿にしながら
あり得ないスピードで走りだした。

つづく
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by eisukem | 2007-12-30 01:26 | その他


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