ピアニスト望月衛介のe-message

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2008年 03月 24日

表参道的妄想。

ふと髪を切りたくなって
いきつけの美容院に電話した。

いつもは予約でいっぱいで当日予約はできた試しがないが
きょうは偶然にもピンポイントで空いていた。

1時間後。

急いでしたくしてでかけた。

桜が咲き始めた
春らしい陽気だった。

美容院のある原宿につくと
そこは人、人、人。

こんなに人の多い、原宿も久しぶりだ。

JRの明治神宮のほうの出口を出て
表参道を下っていく。

あまりに人が多くて速く歩けない。

ふと、じゃんがらラーメンに
目をやると、行列。

僕は基本ラーメンはあまりたべないけど
じゃんがらラーメンは昔食べたことがある。

こんなに行列してまでも
たべたいとは決して思わない。

そんなことを思いながら
時間を気にしつつ
歩いていた。

ブーン、ブン、ブン…

原宿クエストホールを越えたあたりだっただろうか
右側の車道から一台のスクーターがやけに強引に
歩道を突っ切ろうとしていた。

そして僕はそのスクーターの前を渡った。

ブーン…

「痛てっ」

そのスクーターは僕の左後ろ足を
見事に轢いて
ラフォーレの裏手に走り去った。

「おっ、おいっ。。 コラっ!」

脱げたスニーカーを急いで履き直すと
僕は無意識にスクーターを追っかけていた。

「この野郎、ひきずり下ろしてやる!」

こう見えても僕は俊足だ。

中学2年のときにすでに
100m 12秒フラット。

区の連合体育会でも100mの選手だった。

高校時代はバスケ部で
横浜選抜選手である。

30代後半になってもその足は健在だ。

逃げるスクーターにみるみる
追いついて
奴のダウンジャケットに手を伸ばし、
一瞬触れたが
そこから下り坂になり
あと少しのところで離されてしまった…。

「おいっ! 待て!」

ブーン…


と、次の瞬間

ガチャーン。

路地の右から出てきた
車に奴は跳ねられた。


飛ばされた体が
まるでドラマのスローモーションのように
浮きながら転がっていった。


時間が止まる。


奴は大丈夫か。。


車の運転手と
近くにいた人が
彼に駆け寄っていった。

運転手は若い女性だったが
パニックになっていた。


妙に冷静な自分がいた。

携帯電話を取り出し
109番通報。

「あっ、たったいま交通事故があったみたいです。
えっと場所は原宿の…」



あ、美容院の時間だ。

いかなきゃ。





おわり。








※この話は途中までノンフィクションですが
   途中から妄想になってます。(笑)
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by eisukem | 2008-03-24 00:02 | その他


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