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ピアニスト望月衛介のe-message

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2008年 08月 07日

ホープのクリーニング。

みなさんは
クリーニング屋さんを
どのように選んでいるのだろうか?


僕は
これまで
スワローチェーンのクリーニング屋さんを
利用していた。

理由は簡単。

一番近いから。

そこのクリーニング屋さんはもともと
酒屋さんでもあって
地域の情報が集まる場所でもあった。

ところが
そのクリーニング屋さん、ある日
お店を閉めてしまった。。。

なんだか
疲れたとか。(笑)


しかたがないので
他のクリーニング屋さんを探すことに。

駅前に
白洋舎がある。

ここに出せば間違いないんだけど
値段も倍はかかるので
しょっちゅう出せない。


というわけで
近所のクリーニング屋さんを回った。

一軒目は
店内でアイロンをかけているクリーニングやさん。

なんだか古っぽくて
入りづらい。

アイロンをかけているおじさんも
職人気質な感じだ。

店には八代亜紀のポスターが貼ってあった。
(八代亜紀さんは近所に住んでいる。)

ここはやめた。


つぎに
ちょっと住宅街に入ったところのお店。

パンチのおっちゃんがでてきた。

ここでいいかなと思った。

「あの、シャツのり弱めってできます?」

「うちそういうのやってないんだよね。
すごい高くなるよ。」

「じゃあ、のりなしはできるの」

「それも高いよ。」

「はあ。。」


ここもやめた。


3軒目がホープのクリーニング。

やたら古めかしい。

出てきたのは
どう少なく見積もっても
85歳オーバーのおばあちゃんだ。

「いらっしゃい。。。毎日暑いねえ、、」

「暑いですね。。」

「お名前は?」

「望月です。初めてきました。」

おばあちゃんは名前を
「持月」と書いた。

「あの、もちづきは望む月って書くんです。」

「あ、そう。。それで、何枚?」

ゲッ、こっちが数えるのかい。

「えっと、のり弱めってできます?」

「うちはのり弱いよ。ほら」

そういって他の人の仕上がりを見せてもらった。
しっかりのりがついていた。

「じゃあ、のりなしでお願いします。
のりなしが4枚とのりありが一枚、あっこれはドレスシャツですね。」

僕は細かい値段表をみた。
礼服のシャツは740円だった。

「ちょっと高いですね。」

「あっ、これ高いからふつうで出しておきましょう。
うち、ときどきサービスするから。はい190円。」

大丈夫かな!?

あと
パンツやシャツなどいろいろだして
しめて4640円。

一度計算機で計算した数字を
手が触れて消してしまった。

「あれっ、消えちゃった。
いくらだっけ?」

「4640円でしたけど。」

「はいはい。。」

そういって
僕が出した1万円から
おつりをだした。


「おばあちゃん、ひとりでやっているんですか?」

「いやあ、息子がいるんだけどね、昼間働いているから。
去年は3ヶ月ぐらい休んじゃって。。」

まるでドリフのような会話をしつつ
お店を去った。


大丈夫かな、このおばあさん。


外はとても夏らしい、日差しが照り返してた。

by eisukem | 2008-08-07 16:28 | 初体験


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