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ピアニスト望月衛介のe-message

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2008年 05月 30日

麻布中学校。

「中学のときって何考えてたの?」

中学時代の旧友に
飲みながら聞かれた。

僕は中学時代に何を考えていたんだろう。。。

自問自答しながら
しばらく答えがでなかった。

そして深い記憶が蘇る。


僕は中学受験をした。

小学校は京都だった。

二つ上の兄は
6年生になって週一度の塾に通いはじめ
(東京標準テストという名前だった。
 いま考えると四谷大塚のようなところだったか。)
麻布中学に合格する。

家族は一緒にいくことができなかったので
兄は父方の実家(目黒)にお世話になることになった。


それから2年後、
僕も兄にならって東京標準テストに通い始めた。
(これをきっかけにクラシックピアノをやめることができた。)
僕の志望校は麻布、慶応普通部、慶応中等部だった。

成績はぎりぎりだった。

約1年の受験生活。
京都の田舎の小学校だったので
そもそも受験するという発想がまわりにはなかった。

それも東京にわざわざ受験するなんて
もっとありえなかった。


いよいよ受験の日が近づいてきた。

ひとりで新幹線で東京に行き
受験の3日まえには祖父母のもとにいた。

そこには
親からも離れ
自由を謳歌している兄がいた。

東京のこのうちには
夏休みなどのたびに来ていたのでなれていたが
僕までなんだか自由を手にした気になった。

気分が晴れ晴れ
していた。


最初の受験は
麻布中学だった。

確か2月1日とかだ。


前日に場所を下見しようと
ひとりで麻布中学に向かった。

どういう経路でいったか覚えていないが、
学校の目の前までバスでいった。

バスを降り
麻布中学校にはいってみる。

校庭ぐらいは
のぞいたかな。

たいした感慨はなしに
学校をでた。

すると、さっき乗ってきたバスがやってきた。

帰るためには
それとは逆のバスにならければならない。

バスのドアが開いて、
そして閉まった。

バスが発車すると
その瞬間、僕はそのバスを追いかけて走り出した。。。


つづく

by eisukem | 2008-05-30 12:46 | 発見


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